uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

初プロテインはかなりおいしくて癖になりそう

以前いっしょに働いていた20代中頃の男性が、労働が終わってからプロテインを吞むことを習慣にしていました。「うまい?」「まずいです」というシンプルなやりとりから、プロテインはまずいものという思い込みができてしまい、自分で摂取することはありませんでした。

あれから数年。曲がりなりにもWeb関連の仕事をしているのでいろいろ試す一環としてAmazonプライムに入りました。ボタンを押すだけで食料が届くなんてすごいSFぽいと思いつつもシリアルなんて食べないので使っていません。しかし、安いとなれば別。プライムアプリは初回に限り5000円以上買うと2000円割引なのです。

Amazon Prime Now

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 話は変わって去年は雨が多かったので、数年続けてきたジョギングがかなり疎かになってしまいました。雨に降られて風邪をひきたくないのです。そのためせっかく2kg落とした体重が元に戻ってしまった。これではいけないと新年の暖かさを利用して休みの日は8kmほど走るようにしています。すごーく遅くて1km6分ペース。がんばっていいタイムを出すよりも、怪我をせずに健康を維持できるくらいの運動が目的です。苔を見るためにはしゃがんだり身体をねじったりしなければいけないので、ある程度痩せていないとつらい。年齢なりの平均体重は維持したいところ。

そこでジョギングついでにプロテインを吞んだらより効果が出るかもしれないとプライムついでに買うことにしました。お相手は有名どころのザバス

ザバス ホエイプロテイン100 チョコレート味 【50食分】 1,050g

ザバス ホエイプロテイン100 チョコレート味 【50食分】 1,050g

 

 まずいと聞いていたのでせめて牛乳でごまかそうと思います。牛乳150ccに商品についている計量カップで3杯のプロテイン。けっこう多い。スプーンで混ぜるとちゃんと溶けてくれたので一安心。吞んでみると往年のミロを彷彿させるかなり甘いチョコレートの味。いや、全然まずくないですおいしいです。これは続けられそう。甘い物が好きならこのプロテインを吞むために運動するというモチベーションにさえなるかもしれません。

どんな効果があるのか分かりませんが、とりあえず50食分がなくなるまでは走って吞んでを繰り返してみようと思います。痩せるといいな……。

 

フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』あらすじ

 

石蹴り遊び (フィクションの楽しみ)

石蹴り遊び (フィクションの楽しみ)

 

 

来週の読書会に向けて、各章に書かれていることを短くまとめたり、おかしなところを書き出してみました。本書には長い版としてゲームブックのように章を飛ばす読み方があり冒頭に順番が記載されていますが、Excelみたいな形で動く順番が分かるようにするとまたちがった発見があるかもしれません。間に合えば作ります。

 

以下は未完のまとめです。随時追加していきます。

 


★短編「追い求める男」との関連性
・ブルーノの妥協とオリベイラの妥協は同じ?
・某論文ではブルーノではなくジョニーの妥協しない態度が『石蹴り遊び』につながるとしている
・システマティックな社会と、自由な個人というのは相反しないこともあると思う
・不在が存在を意識させる
・学者猫とオリベイラ
オリベイラとわたしは同年代
・章が大きく変わることが現実と意識の違いを表す?


1のなよなよした記憶の美しさ
1 ラ・マーガとの出会いと角砂糖を拾う
84知識不足への恐怖 何を言ってしまったのか?
4 猫?好きのラ・マーガが三等船室でパリに来た経緯 説明されても理解しない頭
絶対の探求という不遜

6偶然の出会いが続く僥倖

8無一文で金魚屋を冷やかす
93オラシオへの語りかけ トラベラー? いや独り言。パリの街をトラベラーは知らない
68訳されていない単語はフランス語やスペイン語ではない
P.50モンドリアンは絶対 絶対をキーワードにする
104 3種の人生
10 jazzのレコード 昔は僅か、今はスタンゲッツが25分
65 グレゴロヴィウスのプロフィール

13 ロナルドがサッチモをかける
14 ウォンと拷問と芸術 当時の共産党って?
114 117 死刑
15 ラ・マーガが黒人にレイプされた過去
120 裸のミノムシを蟻が運ぶ?
20 オリベイラとラ・マーガのグレゴロヴィウスと寝るか議論
21 ロカマドゥールの病気
79 モレリ 小説家と読者が同時に同じ形で経験を共有
22 小説家の老人がひかれる事故 意思疎通の欠如
62 モレリの書物構想 ア・ポリステリオリに縺れる劇
23 ひかれた老人を回想するオリベイラ。不条理に生きることが不条理を突き破ると信じている マダム・ベルト・トレバのコンサート
24 グレゴロヴィウスとラ・マーガ 子どもは39度の熱
25 24の続き

141 書き方がけっこういらいらする。モレリが文学を憎悪していた理由をエチエンヌとオリベイラが議論。エチエンヌは短い版ではあまり目立たなかったが、長い版にはよく出てくる。何者?
60 モレリの賛辞
26 オラシオが出て行った理由をグレゴロヴィウスが語る。「パリは巨大なひとつの隠喩」
109 モレリの物語が支離滅裂な理由について。「首尾一貫は雌読者への迎合」
27 ポーラの登場。オシップ=グレゴロヴィウス? ポーラは美人でオラシオに優しくしたけど乳がんで死にかけている。オラシオからエクトプラズムのように表れるとラ・マーガは主張
28 深夜にシェーンベルクを聞こうとするラ・マーガ。上の階の老人が抗議のために床を叩く。老人は下りてきてオラシオと諍いを始める。
 P.170赤子の死とその後の電灯の不調、闇 
 P.181語る内容が死、または瀕死に関する事柄
 P.182グレゴロヴィウス=オシップ?
 P.188 不条理って最近言いませんね
130 ジッパーのおそろしさ
151 モレリアーナ:半擬人神観
152 意識の濫用:ジャン・タルディユーによる生活している家が家に似ている件
143 トラベラーはタリタが夢に惑溺して疎外感を覚える。夢をも共有しようとする傲慢
100 オリベイラの夢:アルゼンチンのフランスパンは泣く
76 オリベイラとポーラのデート
101  オリベイラとポーラのデート
144 女性(おそらくポーラ)の匂いについて
92 ロカマドゥールが死んだ途端にラ・マーガを捨ててポーラ・パリのもとに走るオリベイラまじ鬼畜
103 オリベイラとポーラのデート(事後)
108 オリベイラがラ・マーガにポーラとのデートを報告(煩悩)(純然たるポルノグラフィーア!)女浮浪者の恋
64 路上アートを見ながらオリベイラとポーラが語り合う。色チョークの世界
155 ポケットから出てくるゴミの詳細。エチエンヌと病院に見舞い(22の続き)。エチエンヌて男?女?
123 オリベイラによる夢講釈。寝ぼけてトイレに行く
145 モレリアーナ:ゴンブローヴィチ『フィルディドゥルケ』「諸君の芸術などもう結構」
122 オリベイラによる夢講釈。少年の家とラ・マーガの家が混ざる。何が形而上学者か。
112 モレリアーナ:文学的な言語がきらい。「下降を開始する」
 P.489 美的秩序こそ形而上学的不安にとっては鏡 倫理的な次元とは? 次元というレベルではないのでは
154 見舞い(155)の続き。ひかれた老人がモレリであることが分かる。
 P.548 オリベイラ「書くためにはなにか生きたという確証を持たなければ」
85 4行
150 病院関係記事 グラフトン公爵未亡人が足をくじいた
95 禅仏教! ビート!
 P.448 註がどんどん続く
146 オブザーバー紙への投稿:蝶の減少について呼びかけ
29 ラ・マーガがアパートを出て行った後、オリベイラとグレゴロヴィウスの対話。通夜の話、ラ・マーガが行方不明、モンテビデオと蝋人形
107 病院のモレリの手記:祖先は全員死者でもうすぐ同じ属性を持つことが楽しみ
113 徒歩旅行中の対話:
30 29の続き、グレゴロヴィウスに話しをせがむオリベイラ
57 30の続き、オリベイラが洗面台に流される妄想
70 マイスター・エックハルトの引用:わたしが自分の第一原因の中にあったとき…… ※第一原因:神、何者にも動かされない自足した最高善
147 人間は尋ねる動物:なぜ神々からそんなにも遠いのか?
31 オリベイラが「ポケットに」隠しているものとは? 都会の権利とは? 「われらはこの世に存在せず」レコンキスタと電話番号の羅列
32 31の続き:ラ・マーガのロカマドゥールにあてた走り書き:ラ・マーガはオラシオが自分のことを全く分かっていないと思っていた
132 カフェの羅列、夢からの締め出し
61 モレリの未完のノート:私への他者の侵入・他者への私の侵入、肉体や世界の外に存在への真の道を予知する
33 1人になったオリベイラによる自己自身への憐れみについて
67 「太陽が毎日昇るのを我慢しなければならないのだ」並行世界での異なる未来への希望?

 

塚本邦雄『王朝百首』は橋本治先生が言うとおり「国民必読の書」

新年あけましておめでとうございます。今年から本の感想は字数を気にしないはてなBlogに書くことにしました。140文字や255文字に囚われてしまうと、書くべきことを書き損じてしまう気がしています。文字数の限定はおおむね簡潔さという美徳を持ちますが、一方で長く書くべき文章を乱雑に切り落としてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

2017年最初の一冊は塚本邦雄『王朝百首』です。

 

 

王朝百首 (講談社文芸文庫)

王朝百首 (講談社文芸文庫)

 

 昨年の春になにげなく手に取った本書は、夏秋冬と季節の移り変わりに従って開くたびに新しい視点をもたらしてくれました。よく日本は四季があるから美しいと言われますが、先日読んだデービッド・アトキンソン氏によると、四季のうつろいは別に日本に限った話ではなく、ヴィヴァルディ「四季」を初めとして季節を題材にした芸術作品は数え切れないほどあるとのこと。

 

しかし、和歌のように短い文章に季節を毎回読み込み数限りない作品をもつのは日本だけかもしれないと思います。四季を読み込んだ文学は日本だけではありませんが、たとえば古今和歌集は全部で1111首あり、そのうちの約半分が季節を題材にしています。その伝統は今でも続いていて、短歌には必ず季語が必要。人は多様な視点で季節を言語化できるということを最も早期に成し遂げたのが万葉集から始まる和歌の文化なのかもしれません。

 

ということに気づくことができたのは、苔を見に自然の中に入り、四季それぞれの山の風景を間近で見ることができたから。それまでは国文学科卒にも関わらず、ただでさえわからない古語を31音に凝縮したことでますます理解できないと読まず嫌いになっていました。それを瓦解させたのが本書。解説の橋本治先生は、

まず「目次」を見て、私はボーッとなった。体がわなわなと震え出すような気がした。そこにはただ「美しいもの」が並んでいたからである。 

本書の特徴はなんといっても「王朝」の和歌から選ばれていることで、新古今和歌集の時代を中心に編纂されている。従って、古今和歌集の一種モーツァルトのような明解闊達さよりも、歎きや「屈曲せざるをえないもの」(後書きより)に重心が置かれた歌が選ばれています。退廃という人工の末路でありながら、自然と人というどうしようもなく生きている存在を歌にした王朝末期という時代は常に哀しみをまとった良歌が生まれた時代だったのです。

 

著者は六歌仙に従来とは異なる人物をあてはめました。在原業平紀貫之藤原定家・源良経・源実朝、そして式子内親王です。「解説は蛇足」と著者は言いますが、わたしのように不案内な人間には旧字体で記される独自の美意識溢れる解説が、本体の和歌を彩って煌びやかな世界を編み出しているように見えます。

 

紀貫之からは

さくらばな散りぬる風のなごりには水無き空に波ぞたちける

を選んでいます。今でこそCGで空に波が立つ描写というのは見かけることがありますが、著者が生きた1000年前に風と桜と空の取り合わせから「波」を導く力強さはただ感服するばかり。それを聞いた人々を「空に波がたつのか」と震撼させたことでしょう。

 

解説の橋本治先生は21番目「暮れてゆく春のみなとは知らねども霞におつる宇治の柴舟」(寂蓮法師)と22番目「あすよりは志賀の花園まれにだに誰かは訪はむ春のふるさと」(藤原良経)をダブルショックと称して春の豊穣な美しさに打ちのめされるとしています。わたしはやはり冒頭の2首

月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして(在原業平

盃に春のなみだをそそぎける昔に似たる旅のまとゐに(式子内親王

 ここで本書の全体に満ちた悲哀、取り戻せない理想の儚さが象徴されているように思います。

 

筆者の(時にかなりアバンギャルドな)解釈に加え、類歌も多数収録し、名歌から連想させる世界を補います。帯の「国民必読の書」は伊達ではありません。今年最初の読了にして、いわゆるオールタイムベストに加わる一冊を見つけ出すことができ、2017年さい先の良い読書となりました。講談社文芸文庫からは同様に塚本邦雄が解説している和歌集が数冊出ています。今年はこれらを読んでいるだけで年が越せそう。 

新撰 小倉百人一首 (講談社文芸文庫)

新撰 小倉百人一首 (講談社文芸文庫)

 

 

 

珠玉百歌仙 (講談社文芸文庫)

珠玉百歌仙 (講談社文芸文庫)

 

 

新しい布団で猫の呪いが解けた

11月末に弊猫が死んだときはトイレにもろくにいけない状態だったので、人と共有の敷き布団をたいそう汚されてしまいました。考えてみれば20年も使っているせんべい布団なので、これも猫がくれた機会と思い粗大ゴミで処分。その後はマットレス1枚で寝ていたのですが、次第に肩や腰の痛みが出てきたのです。すわ猫の祟りかっと恐れをなしたのですが、冷静に考えれば猫がいなくなってから敷き蒲団が1枚減っているわけで、原因はこれかと新しい布団を物色することにしました。

敷き蒲団を買うのは人生で初めて。最近はスポーツ選手が使うという高機能な布団があるそうですが、お値段もかなり高い。今年はカメラや顕微鏡など光学製品に資本をつぎ込んでしまったので、布団に割ける軍資金は乏しい。なんでこの布団にたどり着いたか忘れてしまったけど、1万円以下の布団で評判がよかったのが、「ふとんタナカ」の「極厚敷き布団」でした。

 

item.rakuten.co.jp

厚さ750mmは伊達ではない膨らみで、たたむのも一苦労。まだ干していないけれど、ベランダできちんと干せるか不安なほどで「極厚」は名前だけではありません。色はダークブラウンを選びました。寝てみたらふかふかとしか言いようのない柔らかさで、自分の家にこんなふかふかなものがあっていいのだろうかと罰が当たらないかも不安になる。布団で死んでもふかふかだから現世か天国かわかりませんが、地獄行きならふかふかさでなさそうなのですぐにわかりますね。マットレス1枚だと弾力は感じるものの、やっぱり直接寝るための寝具ではないのです……。ちなみに、シーツは無印良品のゴム入りシーツでぴったりです。厚さの分だけちょっと大きめのシーツが推奨されていますが、普通のシングル用で問題なさそう。

www.muji.net

 

子供の頃から枕はあまり使わなかったので、これまではクッションを枕代わりにしていました。実家には籐で編んだ高い枕があって、一度使ったら首が90度に曲がって全然眠れなかったので高い枕が苦手です。テンピュール枕は蒸れるが苦手で早々にやめてしまいました。なので、蒸れずに低めの枕ということで同じお店の枕も購入し、合わせて1万円以内で収まりました。ありがたい。

 

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頭をふわりと包み込む感じで、見た目の厚さからかなり下がる感じです。なので、しっかりした弾力を求める人には向いてなさそう。わたしは枕なしでも寝られるくらいなのでちょうどいい感じ。初日の寝心地はかなりよかったのですが、起きる時間はいつもの通りに5時くらい。しかし、疲れのとれ方や充実感がマットレス1枚とは全然ちがいます。何より肩と腰の痛みがまったくなくなったのがありがたく、整体にまでお世話になったのはなんだったのか……。ともあれ、肩や腰が痛い方はストレッチはもちろん、布団を見直すというのも案外効果があるのかもしれません。そしてわたしはこの布団に埋もれて年末年始出てこられなくなりそうです。読書会に向けて『石蹴り遊び』を読まないといけないのに……。

 

 

石蹴り遊び (フィクションの楽しみ)

石蹴り遊び (フィクションの楽しみ)

 

水声社さんはAmazon嫌いだから書影出ないんですね。 

個人的にカメラ元年の2016年に買ってよかったもの

数年間いろいろあって鬱屈していたけど、今年は職場が変わって自分の環境もいろいろ変化があった。成人してから2番目に大きい変化の年だったかもしれない。1番目はにゃんこ先生が家に来たときです。去年の暮れから断捨離に目覚めていろいろ捨てたけど、猫が死んで猫関係のものも不要になり、ますます捨てるものが増えた。なんとなくにゃんこ先生が「もういいよ、どんどん片付けなさい」と言っているように思える。年末には約5000円分の粗大ゴミを出す予定。それでもまだレコードやビデオや本が残っているのだから、この14年でどれだけのものを増やしたのだろうと思う。

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ものを増やさないようにしたいと普段から思い続けているので、今年買ったものは基本的に買い換えが多い。そして人生で一番買い物した年だと思う。

iPhone SE

iPod touchiPhone3GSiPhone4SiPhone5Sと使い続けてきて、数年前にiPhone6が出ました。次の買い換えはいよいよ大きい筐体にしなければいけないのか……と落胆していたところ、調べてみたらiPhone SEという小さいタイプがまだ販売していることを知る。バッテリーが少なくなりアプリの動作にも衰えが見られていたiPhone5Sから一気に進化した感じ。手が小さいサイズの人、最新機種にこだわりがない人、何よりMacユーザーにはお勧めです。動画を見たりゲームをする人はiPhone7など画面が大きい方がよさそうです。

【Spigen】 iPhone SE ケース

 これまで基本裸族ですごしてきたのですが、先々代は海に落とし、先代は山で落として背面カメラ周辺が粉々になったまま使い続けた経験から、服を着ることを決意。ケースの条件としては「プラスチックでない」「丈夫」「5000円以内」で探したところ、Spigenの製品がヒット。


ゴムの感覚が堅すぎず柔らかすぎずで、手のなじみがいい感じ。一度だけ蹴躓いたときに石の床に派手に落としてしまいましたが、まったく傷はつきませんでした。ボタンなども操作しやすく邪魔にならないので、これはお買い得。強いて言えば背面のロゴが目立たない色とはいえ気になる。個人的にテキストロゴが入っている商品は買わないことにしています。

楽天モバイル

item.rakuten.co.jp

家計の一番の敵がソフトバンクだった。ほとんど電話しないのに毎月必ず1万円前後かかるのはおかしいとずっと思っていたけど、キャリアを変えるのは躊躇われる。一つにはGPSの精度。山に行く時は必ず「山と高原地図」アプリを起動している。これとモバイルバッテリーがあれば濡れたり落としたりしない限りはまず道に迷うことがないのだけど、キャリアを変えたらGPSの精度が下がるのではないかという心配があった。もう一つはMMS機能がないのでiPhoneの「メッセージ」アプリがiPhone同士でないと使えなくなること。メールアプリと異なり、着信音を個別に設定することができたので便利だったけど、iPhone以外の人とのやりとりには使えなくなった。

いざ変えてみたらGPSは問題なし。メッセージアプリは諦めました。結局割り引いても月額が6000円以上安くなった。6000円のためにMMS機能を保持しているなんてちょっとばからしい。さらに楽天電話を使うようになって5分以内の通話が無料になり、二次会の予約にばかり使っている電話代が減って二度嬉しい。

denwa.rakuten.co.jp

オリンパス OM-D E-M5 Mark2

 

 

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro

 

 

 

今年一番大きい買い物がこれ。10万円以上の買い物なんていつ以来だろう……。Macbook買うときくらいか。今回はレンズも2本買ってしまったからね……。IYHHHHHHH!

数年前まではカメラはiPhoneで十分と思ってきましたが、苔を見るようになってから高性能のカメラがほしくなりました。フィールドで一度見つけても、3歩歩けばどこにあったかわからなくなるくらい苔は小さいものです。写真に記録して画像とGPSとの連動でおおまかな場所がわかるようになり、肉眼では見えないような小さな苔も見ることができるようになります。何より、ほとんどの人が目にとめない苔という植物を画像にして公開することで共有化したいという願望がある。見えないものを見えるようにするための道具として、このカメラとはずっとつきあっていきたいと思います。

世界にはまだまだいいカメラがたくさんあるのはわかっています(特にSIGMAのsd Quattro Hはじっくり三脚を構えて撮る必要がある苔にはよさそう……)が、たぶんこのカメラ一台とレンズが数本あればわたしの用には十分。3年くらいは今ある機材だけで苔につきあっていきたいと思います。個人的には操作メニューが他社に比べて見やすく感じるところもポイントです。

個人的に今年は写真元年。できれば猫が元気な間に撮ってやりたかった。このカメラを買った時にはすでに口内炎の悪化が始まっていて顔が腫れてしまっていたので。

Adobe Photoshop/Lightroom

 

 

これまでMac付属の「Photos」アプリを使っていたけれども、ミラーレスを使うようになってからちょっとした写真にも気を遣いたいと思い購入。年末にAmazonのセールで年間パスが9800円まで値下がりするので、買うなら今がチャンスかも。普通に毎月支払うと12000円を超えてしまう。

写真管理がやりやすいというのはもちろんだけど、撮った写真が今ひとつの時にさっと効果をかけて色や光を調節できるのがLightroomのいいところ。さらにフォーカスブラケット撮影の写真をまとめてPhotoshopに送り込むことで深度合成も簡単にできる(個人のマシンパワーによります)。RAWデータも扱えるし、ちょっと高いけどきれいな写真が撮りたいという人は一年くらい体験してみる価値のあるソフトです。

今年はかなり散財したので、来年は倹約の年にしたいけど、夏に引っ越しが待っているので、また出費が嵩む……。でも、今年のうちに機材は一通り揃えたので、来年は苔観察に邁進する1年にしたいです。

 

猫が死んで10日がたった

11月末に14年と半年一緒に暮らした猫が死んだ。うすうす今年の冬は越せないものと感じるくらいには弱っていたが、寒い日に布団から出てこなくてメシも食わないまま死んでいった。悲しくないといえば嘘だが、それでも半年くらい前から覚悟ができていたので大きなショックはない、はずです。

 

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猫が死んですぐの頃は、猫のためにやっていた行動がもう必要ないということでつらい気持ちでした。死ぬ間際は固いものが食べられないので刺身を細かく切って与えていたので、毎日刺身を買わなければいけなかった。鮮度が落ちた鰹なんかは見向きもしないので、近所の魚がおいしいスーパーに間に合わせるために会社をダッシュで抜け出たこともある。でももう刺身を毎日調達する必要はない。猫が通れるだけの幅がないと襖などが破かれてしまうのだけど、そんな隙間も不要になったのでこの冬は暖かく過ごせそう。その分、布団に猫が入ってこないので寒い。

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この前の週末は猫タワーを分解しました。わたしの背より高い猫タワーを使って、弊猫はよく戸袋に逃げ隠れていたものです。他人の猫を預かった時はこの戸袋を巡って猫タワーごしに戦いを繰り広げていたことをまだはっきり覚えています。2対1で、相手は自分の倍くらいの体重があるのに、自分の家を明け渡すまいと戦うにゃんこ先生は勇ましかった。次の日はすっかり仲良くなっていましたが。

今年のうちに猫が使っていたものをすべて粗大ゴミで処分します。猫タワー、猫トイレ、見ただけで逃げ出していた猫かご(病院直行と同意義なので)。ついでに粗相して洗うのも面倒になった布団。猫の家具は使っているときには気づかないけど、あんがい場所を取る。こういうものをすべて廃棄した時、改めてがらんとした部屋を見ると猫の不在を思い返すのでしょう。でも、現時点ではまた猫とともに暮らすつもりはない。わたしにとってにゃんこ先生は最悪だけど最高の猫でしたから、これ以上ひどい目には遭いたくない。

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部屋を片付けてレイアウトをどんどん変えて、猫がいた頃の部屋から変えてしまうことに罪悪感もあり、新しい一歩を踏み出す準備でもあるような気がしています。

 

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『きのう何食べた?』を買う理由がなくなってしまった

 

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

きのう何食べた?(12) (モーニング KC)

 

 

大学に入ってから自炊をずっと続けているくらいには料理が好きなのだが、自分のために作る料理というのは右肩上がりに手をかけまくり、頂点を越えると次第に手抜きがちになる。作ったことがある料理や味の想像ができる料理は仕込み時間と材料費を見越すことができるので、食べることの満足感もおおむね期待値を上回ることはないということが経験によって分かるのだと思う。料理に感動することも文学や旅行などと一緒で、若いうちから感動しておくことで磨かれていくものかもしれない。

ある程度料理が上達するまではきちんとレシピを見ながら作っていたけれども、最近レシピを見て調理するということがほとんどなくなった。一人で食べる分には、ほぼ決まった味付けでなんの問題もない。塩加減や醤油・味噌の量などは全体の割合を見て加えればよく、計量カップを使うこともほとんどない。夏はサラダ、冬は鍋を中心に、味付けは「創味のつゆ」にほぼおまかせだ。蕎麦のときにはただのめんつゆ状態だと味気ないので、沸騰したお湯+創味のつゆに鰹節を加えて2分程度待てば、香りが濃い目の汁になる。

 

創味 つゆ 500ml

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本題の『きのう何食べた?』を買う理由がなくなってしまったことだけども、結局のところ自分一人が食べる分にはそんなに料理で冒険しなくなってしまったことが大きい。自分一人のために毎回しっかりしたディナーを用意する、ということに比重を置かないようになった。一緒に食べる人がいなければ当然なのかもしれない。

きのう何食べた?』のいいところは、日常に思いがけないおいしさを見つけたり、ちょっとした人間関係のここちよさにあるのだと思う。おいしさの方はともかく、人間関係のここちよさの方は若いうちに見つけることができなかった。世間から見ると不適応な人間なのかもしれないが、しょうがないこともある。