uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Tony Toni Tone「House of Music」

学生の頃聴いたことある曲ばかりなのに、今になって聴いてみるとさらに良い。先日感銘を受けたSoloと同じ聴覚を穏やかに刺激されて、メロメロになってしまう。やわらかいコーラス、スムースな演奏、どの曲も聴きやすいだけでないフックがある。Hip Hopが全盛…

Ch.Valentin 2000

Premieres Cotes de Blaye メルロー:60% カベルネ・ソーヴィニョン:30% マルベック:10% インポーター:株式会社スマイル \1380香りはさっぱりとしているが、口に含んだときに甘さがなくストイックな印象。2000なのでそれほどきつさはないが、快楽的なとこ…

再読 星の時計のLiddell

メタル三昧を聴いていたら妙に内向的になって、ファンタジーやゴシックホラーの閉ざされた世界に閉じこもりたくなった。そこで世界と時間の美しさが詰まった「星の時計のLiddell」を手に取る。人間は世界にまったく不必要で、そのくせ美しいものを感じてしま…

世田谷文学館「植草甚一/マイ・フェイバリットシングス」

大学時代、勉強にまったく興味が持てなかったわたしは無頼を気取って麻雀に打ち込んだりJazzのレコードをあさったりしていたものだが、当時はすでにJazzはフュージョンは終わって下火になっており、今ほど盛り上がりはなかったような気がする。プログレやJaz…

次回読書会は『ペドロ・パラモ』

2ヶ月に一度の割合で読書会を開催している内の一員なのですが、次回は11月10日に開催することになりました。課題図書はフアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』。あの『百年の孤独』と肩を並べるほどの名著といっても過言ではない、失われた村の幽玄さは読む人…