uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

風邪のひきかた

辻征夫の詩集に『かぜのひきかた』がある。わたしが人生で初めて買った詩集だ。 かぜのひきかた 出版社/メーカー: 書肆山田 発売日: 1998/01 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログを見る この本を読んで初めて詩が身体に入ってきたと感じた…

苔を見だしてから買ったもの

苔がきれいなことを知ったのは去年のこと。都会の道ばたに生えているギンゴケやハマキゴケは雨の後に水分を吸って輝く。もっとちゃんと見ようと思ってルーペを買った。 Vixen ルーペ メタルホルダー M20S 4309-01 出版社/メーカー: ビクセン メディア: Camer…

なんか今いる会社おかしいと思ったらやるべきこと

あまりニュースについてどうこう言うつもりはないんだけど、立て続けにブラック企業関連の話題が目についたので、わたしの経験を記しておこうと思う。 anond.hatelabo.jp www.huffingtonpost.jp www.sankei.com 直前にいた会社はタイムカードという概念がな…

速読について

あらゆる文章、本というのは読まなければ情報としてほとんど価値をなさない。読むという行為は人間の能力であって、それは電子書籍ができたりインターネットが発達したからといって改善されるものではない。書かれていることを把握する能力というのは外部媒…

このにやつきと、その顛末

この恋と、その未来。1 -一年目 春-<この恋と、その未来。> (ファミ通文庫) 作者: 森橋ビンゴ 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン 発売日: 2014/07/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る 『この恋と、その未来』にはまりつつ…

くらやみ

実家はとてつもない田舎でコンビニまで5kmかかるような場所だった。車の通りは多いから街頭はちょこちょこあるのだけど、裸電球くらいの明るさ。満月と新月では道の明るさが全くちがって、いま考えるとよくあんなに暗いところを自転車で走れたものだと思う。…

ストーリーは突然だから分からない

※写真と内容は関係がありませんたぶん よく「商品にはストーリーが大切だ」なんてことを言う。作った人の背景とか、使う人の生活のステージを上げるとか。まあ要は購買者が気持ちよくなれるための情報を提供することが必要だということと理解しています。あ…