uporeke's diary

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行政書士に挑戦することにした

きっかけは他人から見ると些細なことだと思うが、今の仕事を続けていてもジリ貧が続くだけだと気づいたこと。昇給なんて雀の涙で、しかも会社の体制上、今より上に行くには誰かが離脱しない限りありえない。さらにうちの家系はどうも上司と対立しやすいらしく、親や兄弟を見てもうまくやっている人があまりいない。もちろん自分もそうだ。

そうとなったら転職を目指すべきだ。だが、なんちゃって編集者の身分で、ただでさえ出版不況と言われている状況なので、同業に転職するよりも根本的に仕事を変えるべきだと発想を変えてみた。

30歳を超えてから、金と法律が大事だとようやくわかってきて、そのどちらかはある程度マスターしておかないとダメだなと思う。20代・30代をぼんやり過ごしてきて、3年前にとりあえず1年かけて簿記2級までとった。だが、仕事にはほとんど活かしていないし、すでに知識は消え去ろうとしている。簿記2級は25歳くらいまでにとっておいた方がいいようだ。30代で簿記ができるようになっても、仕事には結びつかない。

簿記1級は別格と聞いて尻込みし、英語やプログラムにちまちま手を出しては挫折するという日々が続いた。この2つも資格をとったからといって、すぐに仕事に結びつくわけでもない。

そうなるとあとは法律しかない。行政書士という仕事は決して儲かるわけでもないし、仕事が約束されているわけでもない。まして登録に金がかかるし、毎年会費も支払う必要がある。

それでも今のジリ貧を続けるよりは、思い切って別のことに挑戦すべきだと思うのだ。さいわい1年くらいきちんと勉強すれば独学でも合格することができるらしい。独学については簿記の時に自信をつけたので、二匹目の泥鰌を狙うことにした。試験まであとちょうど1年ある。趣味や友人との付き合いが少なくなるのはまちがいないが、残念ながらこのままでは読書や登山や酒を一生諦める人生になってしまう。今まで好きだったことを金を気にせずに楽しめるように、現状を打破しなくてはいけないのであった。

というわけで、気が向いたら勉強していることなどをちまちま書くつもり。