uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

ほん

榛野なな恵『パンテオン3』(集英社)(ISBN4-08-865197-9)ぶっちゃけ根っこのところでは世界なんてなくなっていいよ、という人と、いややっぱそれじゃだめだろ、という葛藤がある人にはおすすめ。しかし鬱要素も多いので、覚悟がいります。ギリシア神話やシ…

「世界の森はすべて木」でしたっけ?*1ヒューゴーウィナーズ読んでます。「死の鳥」を先に読んだけど、なんだか大変でした。今あのへんを読み解くパワーが足りない。 *1:ちがった。翻訳作品集成によると「世界の合言葉は森」でした

ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/top/2004_04/t2004041701.htmlより 「これまで書店や個人から約5000件の問い合わせや注文がきたが、今の状態ではとても追いつけない」と話すのは文芸社の担当者。 「ここまで注文が集中したのは当社では初めて。急遽(き…

荷物が重くて具合悪くなりちっとも読めない。せっかくミュータントとの大戦争が始まるのに。ヒトラーがアメリカンなバイクにまたがって、メイスでがつがつ殴りまくる話って、あまりにもあほすぎて笑いが止まりません。関係ないけど、「さぎさわもえ」って読…

『鉄の夢』はついに虐殺開始。すべて絵柄はジョジョ。この本をゲラゲラ笑いながら読んでるわたしはおかしいのかな?他の感想読んでると、自分が人非人に思えてきます。

『ピンギーマヤー』の1、2をげっとぉぉぉ。勉強している某ブックオフでもこれは安かった。

『鉄の夢』イイ!耳にJudas Priest「Painkiller」のツインギターが炸裂するッ。いやー、こんなおもしろいと思ってなかったし、自分がこういう話を好きだってのも新発見。ヒトラーと純血思想は中学入る頃にあこがれたものですよ。五島勉せんせいによってだが…

『鉄の夢』を読み始め。アーリア純血思想キタワァ……

マジックリアリズムの評判高いルーシャス・シェパード『ジャガー・ハンター』ですが、ベトナム戦争後が舞台なので、マジックリアリズムにつきものの幻想的な描写は、ほとんどがドラッグで誘発されるというもの。ガルシア=マルケスで慣れた身には、主観によ…

『再臨のキリスト、唯一神又吉イエスは日本・世界をどうするか、どのようにするか』by唯一神又吉光雄イエスキリスト。ほしーっ。「この本を買った人はこんな本も買っています」も笑えます。インタビュー。

ルーシャス・シェパード『ジャガー・ハンター』。わたしは1年くらい探したのに、amazonではこんなにたくさん、こんなに安く……。なんかちょっと許せない。ラジオでも明日からのハチクロ原画展のおしらせを放送していました。行ってこようかな、定期きくし。

バラード『沈む世界』はよかった。ラストも飛び出せ!青春て感じ。今はルーシャス・シェパード*1『ジャガー・ハンター』。俗な神話ぽい。 *1:女性だと思ってたら男性だった

ブクオフでルーシャス・シェパード『ジャガー・ハンター』ゲットォォォ新しい本って、売りたい人の思惑がかかわっているから、今ひとつ乗り切れない。小説に描かれていることって、古いも新しいもなくて、単純に小説として読みたい。だからむしろ今では存在…

今はバラード『沈んだ世界』。前に半分まで読んで放り出していたんですが、2度目はかなりおもしろい。そこここで生命力のない男のひ弱さがやり玉にあがっている。バラードの世界を作り出すおもしろさが少しわかったような。

ガルシア=マルケス『戒厳令下チリ潜入記』

ガルシア=マルケス『戒厳令下チリ潜入記』(岩波新書) (ISBN:4004203597)チリの軍事政権の陰湿な内面を暴いたドキュメンタリー、という先入観で読み始めたのですが、あにはからんや、映画監督と各国の仲間達が変装してこっそりチリに潜入、見つからない…