uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

クラフトワーク「Electric Cafe」を購入。クラフトワークづいている。単純なリズム、なだらかなメロディに夢中。なんで今まで脳が反応しなかったのか不思議。もっともそのときどきによってブラジル音楽が好きだったりクラシックを聴いてみたりする音楽浮気症なので、突発的に反応するのは不思議ではないのかも。本家サイトでは電卓で音楽を作れたりビデオが延々流れたりと大変楽しい。blogでできないことのおもしろさに今更ながら気づいた。また、自分で音楽作りたくなる気持ちが30歳を超えてようやく分かった。今はおもしろそうなおもちゃが出ているようなので、ちょっと探してみたい。

ゴールデンウィーク恒例の大掃除は本棚を動かしただけで本日の作業は終了。残りはまた休みに入ってから。普段の部屋にあると圧迫感たっぷりだった本棚も、隣の天上の高い部屋に引っ越すとすっきりおさまって良い気分。あと漫画のために1棹は欲しいけれども、同時にいらない本の処分も進めたい。今年は雑誌をどうにかする予定。同朋社のGEOは好きだけどもう読まないし、CUTの残りなんかもまとめて売り払うか。あと図書館の廃棄本も勢いで拾ってきたはいいけど、処分するにも古本屋じゃ無理ぽいから誰かにあげちゃおう。

読書はレッシング『生存者の回想』。平易なはずだがなかなか読みづらい。世界の終末が近づいていて今の住処から出て行こうとしている初老の女性のもとに、一人の少女と犬か猫か分からない生き物が送りつけられて、でこぼこな生活が始まるというもの。世界観は好みのストライクゾーンど真ん中なので、がんばって読み通したい。この前復刊した時のハードカバー版は改訳されているのかしら。というのも会話文でもない「well」が「えーと」と訳されているのが気になって仕方がないからで、改訳されているならそちらを改めて読み通したいからだ。いっそ原文を読んでもいいかもしれない。SF好きなエミリの連れている生物「ヒューゴゥ」はやはりヒューゴー賞からつけられているのか、というのも気になっているまだ100ページ。