コッパード
Higglerつづき。カンマやコロンが多く、文章全体の流れをつかみにくい。文章それぞれは短いがどうつながるのかがわかりにくい。翻訳はいったん諦めて物語を把握する方向に。しかし他の読みやすい作品で英語力を鍛えてから取りかかるという弱気な気持ちもある。
翻訳済み作品は年刊SF傑作選4の続き。コードウェイナー・スミス『酔いどれ船』は3年前に読んで以来だがほとんど覚えていなかった。相変わらず人体実験系で、人権団体から怒られそうな内容だ。
2chSF板や他人の感想は、その本がどのような本なのか概観を知るだけでも有効なのに、読書へのモチベーションを上げるためにも効果的だと気付く。同志! て感じだ。こっちもがんばろう。
結局わたしは翻訳がやりたいのだ。今訳されていないおもしろい本を他人にも読んでもらいたい(もちろん訳されていてもいいんだが)。そのためには出版という形式でなくても全然かまわない。ただ時間はそう残っていない。30歳直前にして気付くにはちょっと遅いが遅すぎるということはない。