uporeke's diary

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読書

ロシアの小説からペルーの小説に移るのは簡単だが、ペルーからロシアに戻るのはかなり難しいのは愛の差か、温度の差か。

やや出遅れたがペルーの文豪マリオ・バルガス・リョサの2003年作品『楽園への道』を読み始めた。最初の章からページをめくる手がとまらず、物語を運ぶ力こぶの隆々としたさまが見えるよう。

楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)

楽園への道 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-2)