uporeke's diary

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Puff Daddy & the family「No way out」

No Way Out

No Way Out

兄からもらったレコードプレイヤーが動いていたころはよくドーナツ盤を買いあさったものです。その頃はまっていたのが、バップ期のJazzとR&B、Hip Hop。今は猫がどかんどかんとレコードプレイヤーの蓋に着地したせいで針がおかしくなってしまい再生できないのですが、機会があればその頃拾った盤を聞き返してみたいと思っております。これもドーナツ盤はあるけれど、壊れてからというものしばらく聴いてなかった。どこでも500円以下で落ちているのでなつかしくなって購入。

ちょうどHip Hopというものが耳から身体に馴染んできて、演奏者のスタイルとは関係なく音楽としておもしろくかっこいい、と純粋に感動したのがこのアルバム。当時は大ネタ使いを批判されたりもしていましたが、Rapを一般化した功績は大きいはず。わたしにとってはテクノよりもメロディとリズムが分かりやすい。ヒットした「Been Around The World」「It's All About The Benjamins (Remix)」は今聴いても全然色あせてない(歌詞は聴き取れていないので分からないが)。しかし、そのほかはやや息苦しいトラックが続き、順風満帆とはいかない。この息苦しさがいやでHip Hopからは一歩以上離れてしまったことも思い出した。