uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

山猫講演会を聴きに行こうとしたら、予約制ですでに満席。軽くふて寝。山猫はもうちょっとあったかくなってから行くことにして、とりあえず目の前のぶっこわれたお弁当箱を新調せねばならぬ、ということで渋谷LOFTへ。今つかっている100均の四カ所パッキンは縦長で会社鞄にぴったりなんだけど、不幸にもそんなパッキンはない。ふつうのお弁当箱を買えばいいのかもしれないけど、高いし、ゴムバンド止めなのがあんまり好きじゃない。そういうわけで適度な四カ所パッキンを買った。微妙に今までより小さいので腹減ったらパンでも食おう。

さて渋谷といえばタワレコであります。学生の頃、金がないにもかかわらずCDを買うときは常にここだった。レコメンドされていたCHAKA DEMAS AND PLIERSとか買ってたのも懐かしい思い出。タワレコのコメントこそがわたしの購入指針だったのです。ここではレゲエを一番買ったかな。別にコアなファンではなく、その時々で売れていた物を買って悦に入っていたのです。が、R&Bやレゲエで覚えたリズムのおもしろさってのは、もともとメロディよりもリズム重視のメタル小僧だったわたしの眼を大きく開いてくれた。リズム重視で低音ばりばりの音楽っておもしろいなーって。ノルウェーじゃなくて日本産のムーミンや、「Lifetime Respect」前の三木道三も買いました。エロでアホな歌詞をレゲエにのっけて歌うおもろい兄ちゃんだったのに、あんな演歌を歌い上げるなんてねえ、とヒットした頃は傍観してたものです。ロックやメタルにはない、リズムに乗せていく歌い方ってのが好きになったんだと思います。

で、去年は2回、今年は初めてタワレコに来たわけですが、もう釣られなくなっていた自分を発見してしまいました。端的に言うと高いんだよ、Amazonヤフオクよりも。今日はヒプノシスの名ジャケといわれているTreesの水まきや、ManowarのKing of Metal、マイケルの25周年盤、サム・クッククレンペラーのマタイなど欲しいCDがたくさんあったんだけど、いざ欲しいものを抱えてレジに向かおうとする途中で「おいおい、ここで買うよりAmazonヤフオクのが安いんじゃないか。それどころか、いつかブックオフで500円で出会えるかもしれないじゃないか」とささやく声が聞こえる。これはもうちょっとした強迫観念だな、と思った。もっとも安いところでないと買えないのだ。ケチ。そうしてあれもほしいこれもほしい、でも高いと迷いながらタワーレコードで2時間くらい費やしてしまう。

しかし、それでもいいことはある。結局ブックオフで自分の趣味でもないBlind FaithやHothouse Flowersをちょっと珍しいからという理由で買えたのだ。ちょっとした勉強よね。ちなみに、Hothouse Flowersは横山ホットブラザーズではないとぼけようとして、横山ホットハウスブラザーズだっけ?→なぜか横山ノックWikipediaで検索→上岡龍太郎おもろいなあ→パペポの抜粋読んでなぜか3時間たってたのは悲しい事実。でもおもろいんですよこれが。Youtubeにあがってるやつなんて、電車で見てものすごい笑ってしまう。毎日マスクをしている冬だから外で見ても笑ってるのはばれてない、はず。