uporeke's diary

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今日もカレーを仕込む

uporeke2008-02-24


朝起きてすぐに読書。去年から読みかけだった『ロコス亭の奇妙な人々』を読了。読み出すとおもしろくてとまらなくなる。それぞれの短編は読み取りやすいのだけど、実は連作短編集となっていて他の短編で登場した人物が別の短編でも姿を現す。そのため、短編同士での関係性にも改めて注目して読み返してみたい。けど、積んである本が多く、実現できるのはいつのことか。

お昼からは買い出しに。図書館に行って

を借りる。ヴォネガットは前にエッセイを読んだときはぴんとこなかったけど、これはかなりしっくりくる。そして学生の頃だったら読んで彼の思想に共感して息巻いただろうけど、今のわたしときたら腕組みしてなるほどねーなんて感心するだけの飼い慣らされた家畜のよう。それはそうだけどその対案は何かあるの、と聞き返したくなってしまう。本来ならその対案を読んでいるわたしが考えなければならないのに、批判に対してすぐに対案を求めてしまう性向になってしまったのはまずいなと反省する。

その後靴を買いにディスカウントストアに行くも、目当てのBassローファーはなし。安くて丈夫だったのだが、手入れを怠ったために革がぼろぼろになってきてしまい、足にささるようになった。残念ながら買い換えが必要なのだけど、普通のビジネスシューズだと扁平足なせいで踝が当たって痛いのだ。せめて靴は2足なければ……。

さらに久しぶりに某酒店兼輸入食材店へ。ワイン3本(久しぶりにギガルを購入)にオリーブ、トマト缶、パスタを購入。パスタはたいてい一番細いカッペリーニです。調理時間が短いのがすてき。強風でやや眼にゴミが入って痛いこともあったが、自転車にはさほど影響がなかった。昔はちょっとの風でもへたれていたものだが、これは脚力が増したのか風が追い風ばかりだったのか原因が分からない。昔はもっとスピードを求めていたのかも。あとは自転車の空気圧の問題とか、こんなささいなことでも考え出すときりがないな。

夕方にはまたカレーを仕込む。今週食べると今年に入って40食目のカレーになる。

肝心なこと言い忘れてた。今度のコルタサル『愛しのグレンダ』はつまんないです! 声を大にして言いたい。読む必要も買う必要もなし!