[music}
某オークションや某古書店にて。
- Genesis「Foxtrot」
- アーティスト: Genesis
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 1990/01/01
- メディア: CD
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- Klaus Schulze「Irrlicht」
- アーティスト: Klaus Schulze
- 出版社/メーカー: Revisited Records
- 発売日: 2006/06/06
- メディア: CD
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- Klaus Schulze「Dune」
- アーティスト: Klaus Schulze
- 出版社/メーカー: Universal
- 発売日: 2004/03/16
- メディア: CD
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- 「L'Araignee-mal」
- アーティスト: アトール
- 出版社/メーカー: ディスク・ユニオン
- 発売日: 2002/12/21
- メディア: CD
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- Stephan Micus「Ocean」
- アーティスト: Stephan Micus
- 出版社/メーカー: Ecm Import
- 発売日: 2000/07/18
- メディア: CD
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人生2度目の大きなプログレ熱がやってきた。しかも今回はYesやKing Crimsonではなく、ドイツ方面なところが重症ぶりを物語っているといえよう。第一次プログレ熱発は約12年前、Galactic SupermarketやAsh la templeなどちょこちょこと聴いていて、その意味不明ぶりに心酔したものでした。「Irrlicht」「Dune」ではへろんへろんに漂うキーボードがとてもステキ。英語の勉強中もじゃまにならないし、読書中もイヤな本はますますイヤな感じにしてくれる。抽象的でメロディらしいものがないところも気に入っている。
Genesis、Atollは大学時代売り払ってしまったものの買い直し。他にも売ってしまったものや当時欲しかったものを12年ぶりくらいに聴いてみるのが今年の楽しみかもしれません。
Stephan MicusはECMレーベルで250円だったので拾わずにはいられない。ECMはジャケットやフォントが音楽そのものを示すようにシンプルで硬質なところが好き。これは尺八やらダルシマーやら笙を使ったアンサンブル。全然Jazzではないが、今のわたしが求めている音楽に近く、探しているときに事前の知識がなくても引き当てる自分の幸運に感謝しているところです。環境音楽に近いけれども、方向性が癒しではない。感情を動かそうとする音楽ではない。ただ、その違いを明確に言い表す言葉がわたしにはまだない。使っている楽器のちがい、はまちがいなくあるだろう。Klaus Schulzeはキーボードを使ってはいるが、単にデザインされた音階をなぞっているだけではなく、当時の最先端の技術をすべて詰め込んだという意気込み、音への気遣いがまちがいなくある。ただし、そのちがいをブラインドで当てることはわたしにはできないかもしれない。まるで、有名なワインと安くてもおいしいワインを飲み分けることができないかもしれないように。