uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

今夜は牡蠣鍋の予定。土手鍋てのは鉄鍋を使うそうで、我が家にはないので土鍋で普通に味噌をとく。久しぶりに日本のセリを使う(香菜は安ければ必ず買う。トマトとタマネギをみじん切りにして塩だけで和えると最高だ)。去年の暮れに見た「食彩の王国」でセリは根っこがうまいという情報を得て以来、根っこもよく洗って入れるようにしている。春菊やセリの香りが良いと思えるようになっただけでも大人になった甲斐があるというもので、昔は山菜やらセリやらの癖が苦手だった。子供の頃は今よりずっと香りに敏感だったせいで苦手だったのだろうか。経験の差というなら、子供の頃の方が香りのある野菜が食卓に並ぶ回数は多かったはずだ。農家で無駄に土地があって否応なしに採れる野菜が食卓に並ぶのだから。今は東京で採れてから時間のたった野菜ばかりを口にしているから、実際に採りたての香りの強い野菜を食べたらやっぱり苦手だと思うのかな。