uporeke's diary

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ER-4S

2月に購入したMDR-90SLの右側から音が出なくなり、保証対応として交換してもらったMDR-EX500SLが全く耳に合わずすぽすぽ外れてしまう状態に業を煮やしていたところ、年末の割引なのかサウンドハウスにて名機ER-4Sが19800円と従来より5000円くらい安く販売されていた。1日かけて自分の予算(かなりぎりぎり)を元に他のイヤホンなどと比較して輾転反側したあげく、とうとう買ってしまいました。1日悩んでも振り切れないのなら買うしかない。

最初に付属されている三段キノコではやや耳にフィットしないため、一回り小さい三段キノコにするとばっちり耳に収まり、ほとんど外部の音は聞こえなくなる。イヤホンにありがちな大きな音で外部を遮断しているのではなく、耳栓から音が出ている感じ。こうしてタッチしているキーの音も全く聞こえない。

実際に聴いてみると評判通り低音は勢いが弱めでR&B系には今のところは向いていないという判断。しかしクラシックやアンビエント系では立ち上がりのごく小さな音までくっきり拾ってくる。Brian Eno & Harold Budd「The Pearl」1曲目の「Late October」では最初にカモメの鳴き声とピアノから始まるのだが、カモメの最初の鳴き声が今までのイヤホンではきれいに拾えてなかった。そこがくっきり聞こえるのが新鮮。今まではいかにもサンプリングという平べったい音だったのが、奥行きが出たように感じる。これからエイジングでどれだけ印象が変わるのか楽しみ。

ケーブル自体はやや長すぎるので三つ編みに。テド★えにっき +とらちっくさんを参考にさせていただきました。分かりやすい!