uporeke's diary

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続・蔵書管理

読書メーターによって蔵書管理、さらに所有していない読みたい本も記録できるようになったが、外出先から簡単にアクセスできないこと(これはわたしの通信媒体が古いせい)が大きな理由で不満も感じていた。そこでいわゆるGTDアプリとして使われている「Things」を使うようになったのが先週のこと。1週間使ってみて、いくつか課題が出てきた。

名称でソートできない

これが使ってみて一番大きな問題点。タグの一覧は表示できるけれども、本を探すのには向いていない。

iPodで検索できない

こっちの方が致命的かも。書店でおもしろそうな本に出会ったとき、自分が持っている本かどうかを探すのに手間がかかるのは、アプリを使う意味そのものすら危うい。タグの使い方で絞り込みができるかもしれないが、タグをたくさん入力することで入力時の手間が増えるのは望ましくない。タグは覚えられる程度の数で抑えたい。検索機能は必須だと感じた(Mac上では可能)。

読み終えた本にチェックするとiPodで表示されない

Mac上では読み終えた本にチェックを入れるとチェックを入れた状態が表示される。しかしiPodに移すとチェックされていないアイテムだけしか表示されず、チェックしたアイテムは全く表示されない。データ量を抑えるための策なのかもしれないが、これではタグで「持っている」「持っていない」を追加しなければならないし、ずっと「実行していない」ままになってしまう。読んだ本は「実行済み」のステータスに変化させつつ、リストとしては残したいわたしの希望は実践できない。

というわけで、現時点ではThingsを蔵書管理として利用することはかなり難しいと感じた。amazonなどからデータをコピーするのもかなり手間だし。素直に持っていない本のリストとしてメモ程度に使うのが無難かもしれない。