uporeke's diary

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今年に入って呑んだワイン

どれもル・ヴァン・ヴィヴァンの「ワンランク上の贅沢ワイン6本入り福袋」で購入したもの、のはず。ワインは近所の酒屋やスーパーで買うとなかなか重いし、買った直後は安定していないので本来の味が出ないように思う。通販のセットものはスーパーなどより安くなっていることが多いし、自宅まで運んでもらえる。あらかじめ自分の呑む予定をおさえておけば、小売店での購入は見送らざるを得ない。

Kanta Riesling 2006

リースリング特有の花の香りが柔らかで呑みやすい。苦みもあまりなく、癖がない割にはリースリングとしてのさわやかな香りが期待でき、和食とのバランスがよい。いやな苦みがないのもGood。市販価格は3600円なので、かなりお得な1本。

Domaine Pierre Gelin Pinot Noir 2006

市販価格は3000円弱。とにかく濃厚でピノとは思えないボリューム。黒ワイン系の喉にこってり残る味わい。色も味に違わず濃い。胡椒などのスパイス味がつよい。もうちょっと薄まればおいしいとピノノワールに対して思うのは初めてだ。いわゆる寝かせたらうまくなるというやつなのかも。

Weingut Brundlmayer Loiser Berg Gruner Veltliner 2007

白ワイン。Gruner Veltlinerというのが品種名で、初めて呑む。硬質な辛口だが、レモンやパイナップル系の豊潤な香り。酸味が残る中に、確かな芯のある甘味も感じられる。これも10000/6円と考えるとお買い得だった。

Ventisquero Grey Merlot 2006

インク系の赤。チリなどの南米独特の濃く甘い香りもある。渋みと甘みのバランスがよく、タンニンが口に残る割にはいやみがない。ただ、明らかに開けるのが早い系で10年物などはおいしくこなれていそう。ボルドーに近い印象。時間がたつとシルクのようになめらかな舌触りとなり、砂糖水のような甘さ、さくらんぼのような甘酸っぱさが出てくる。これは驚愕のおいしさ。