uporeke's diary

苔を見ています http://www.uporeke.com/book/

桜とライオン

近所に小学校と中学校があり、通学路にたくさんの桜が植えられています。その桜が一本切られることになりました。理由は「大型トラックとぶつかって、枝が折れたから」。桜が植えてあるのは普通車もぎりぎり通れるくらいの細い道で、人がすれ違う時は桜の影…

追い求める男

今週はレコードを50枚ほど処分することにしました。自分で買ったものが思いのほか多く、レコードプレイヤーが壊れてから10年以上聞かずに放っておいたもの。学生時分に東京に出てきた時にはすでにCDが主流でMDプレイヤーが流行りだした頃でしたが、まだわず…

田中美穂『わたしの小さな古本屋』

わたしの小さな古本屋 (ちくま文庫) 作者: 田中美穂 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/09/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 本に関する本というのが苦手です。話題になった講談社学術文庫『本を読む本』もさっぱり理解できず、ま…

リニアモーターカーはわたしたちの税金を蝕むことまちがいなし 『リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」』を読んだ

リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」 (集英社新書) 作者: 橋山禮治郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/03/14 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 子どものころ、リニアモーターカーは夢の乗り物でした。新幹線より静かで早くて安…

収納はひらめき。元の用途とちがう無印良品小物2アイテムの意外な近い道

無印良品のアイテムで最近気になったものがありいくつか購入しました。 一つ目は「アクリル小分けケース5段」女性用小物の場所に売っているので普段は見かけないのですが、ぼんやり歩いていたら変な形だったので手に取ってみました。高さ2cm×半径1.5cm程度の…

和歌は文法とかすっ飛ばして共感するのが大切

苔を見るようになってから自然全体にも目を向けるようになりました。木や草花の名前を気にするようになると、どの季節にどんな話が咲くのか調べたりもします。冬は花なんて咲かないかと思ったら梅があるし、今の時期は蝋梅もほのかに甘い香りを漂わせていま…

「この世界の片隅に」にはありのままの戦争の日常があった

わたしの父は昭和一桁の生まれで、海軍予備員だったと自称していました。本当かどうかは分かりません。ただ、わたしが育った時期というのは「戦争を知らない子どもたち」が親になった世代で、そろそろ太平洋戦争の肌感覚がなくなってきたのだと思います。 小…

初プロテインはかなりおいしくて癖になりそう

以前いっしょに働いていた20代中頃の男性が、労働が終わってからプロテインを吞むことを習慣にしていました。「うまい?」「まずいです」というシンプルなやりとりから、プロテインはまずいものという思い込みができてしまい、自分で摂取することはありませ…

フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』あらすじ

石蹴り遊び (フィクションの楽しみ) 作者: フリオコルタサル,Julio Cort´azar,土岐恒二 出版社/メーカー: 水声社 発売日: 2016/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 来週の読書会に向けて、各章に書かれていることを短くまとめたり、おか…

塚本邦雄『王朝百首』は橋本治先生が言うとおり「国民必読の書」

新年あけましておめでとうございます。今年から本の感想は字数を気にしないはてなBlogに書くことにしました。140文字や255文字に囚われてしまうと、書くべきことを書き損じてしまう気がしています。文字数の限定はおおむね簡潔さという美徳を持ちますが、一…

新しい布団で猫の呪いが解けた

11月末に弊猫が死んだときはトイレにもろくにいけない状態だったので、人と共有の敷き布団をたいそう汚されてしまいました。考えてみれば20年も使っているせんべい布団なので、これも猫がくれた機会と思い粗大ゴミで処分。その後はマットレス1枚で寝ていたの…

個人的にカメラ元年の2016年に買ってよかったもの

数年間いろいろあって鬱屈していたけど、今年は職場が変わって自分の環境もいろいろ変化があった。成人してから2番目に大きい変化の年だったかもしれない。1番目はにゃんこ先生が家に来たときです。去年の暮れから断捨離に目覚めていろいろ捨てたけど、猫が…

猫が死んで10日がたった

11月末に14年と半年一緒に暮らした猫が死んだ。うすうす今年の冬は越せないものと感じるくらいには弱っていたが、寒い日に布団から出てこなくてメシも食わないまま死んでいった。悲しくないといえば嘘だが、それでも半年くらい前から覚悟ができていたので大…

『きのう何食べた?』を買う理由がなくなってしまった

きのう何食べた?(12) (モーニング KC) 作者: よしながふみ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/10/21 メディア: コミック この商品を含むブログ (13件) を見る 大学に入ってから自炊をずっと続けているくらいには料理が好きなのだが、自分のために作る料…

風邪のひきかた

辻征夫の詩集に『かぜのひきかた』がある。わたしが人生で初めて買った詩集だ。 かぜのひきかた 出版社/メーカー: 書肆山田 発売日: 1998/01 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログを見る この本を読んで初めて詩が身体に入ってきたと感じた…

苔を見だしてから買ったもの

苔がきれいなことを知ったのは去年のこと。都会の道ばたに生えているギンゴケやハマキゴケは雨の後に水分を吸って輝く。もっとちゃんと見ようと思ってルーペを買った。 Vixen ルーペ メタルホルダー M20S 4309-01 出版社/メーカー: ビクセン メディア: Camer…

なんか今いる会社おかしいと思ったらやるべきこと

あまりニュースについてどうこう言うつもりはないんだけど、立て続けにブラック企業関連の話題が目についたので、わたしの経験を記しておこうと思う。 anond.hatelabo.jp www.huffingtonpost.jp www.sankei.com 直前にいた会社はタイムカードという概念がな…

速読について

あらゆる文章、本というのは読まなければ情報としてほとんど価値をなさない。読むという行為は人間の能力であって、それは電子書籍ができたりインターネットが発達したからといって改善されるものではない。書かれていることを把握する能力というのは外部媒…

このにやつきと、その顛末

この恋と、その未来。1 -一年目 春-<この恋と、その未来。> (ファミ通文庫) 作者: 森橋ビンゴ 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン 発売日: 2014/07/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る 『この恋と、その未来』にはまりつつ…

くらやみ

実家はとてつもない田舎でコンビニまで5kmかかるような場所だった。車の通りは多いから街頭はちょこちょこあるのだけど、裸電球くらいの明るさ。満月と新月では道の明るさが全くちがって、いま考えるとよくあんなに暗いところを自転車で走れたものだと思う。…

ストーリーは突然だから分からない

※写真と内容は関係がありませんたぶん よく「商品にはストーリーが大切だ」なんてことを言う。作った人の背景とか、使う人の生活のステージを上げるとか。まあ要は購買者が気持ちよくなれるための情報を提供することが必要だということと理解しています。あ…

猫の口内炎

15年連れ添った猫が口内炎になったのは、3年くらい前だろうか。猫は口内炎になると口の中が痛くなってメシを食わなくなって死ぬ。なので、この口内炎の薬ができるまでは猫が口内炎になったら死を意味する病気だったらしい。もっとも口内炎の薬は2週間で3000…

鷹来屋 特別純米酒 手作り糟しぼり

荒々しいフォントで、はじめは「雅鳥来屋」と読んでしまったが、実は「鷹来屋」という浜嶋酒蔵という大分県豊後大野市のお酒。こういう幽霊ぽいフォントを使いたがるのなんでだろう……。せめて明朝体とゴシックは共存させないでほしいな。 冷やでいただくと、…

タンドリーチキン

初めて食べたタンドリーチキンは自作だった。インド料理の草分けレヌ・アロタさんの本に偶然出会い、1カ月間毎食自作のインドカレーを食べていた。主にレンズ豆。ちょうど20歳の頃。友人どころか読書すらろくにできず、今になって省みるとちょっとおかしくて…

讃岐くらうでぃ

讃岐くらうでいの日本酒度-70ってすごいな! どれだけ甘いんだろう? / “美味しい=高いではない!1,500円以下のこだわり日本酒6選 | KURANDマガジン” http://t.co/3gOQ3c1QCN— おおた (@uporeke) 2015, 8月 16 日本酒度-70(+になるほど辛口)というわけの…

三年古酒 天平 佳撰

このラベルに一目惚れ。とはいえ正直、群馬泉やこの天平のような熟成感はそんなに得意ではない。特に単体で呑むと全然楽しくない。ただ、まちがいなく刺身には合う。なので、家でちんまり呑む場合には古酒も悪くない、うますぎて呑み過ぎることもないし。 こ…

高田馬場「かがやき」

今年見つけた店では1・2を争う名店。しゃぶしゃぶってそれほど興味なかったけど、この店のいいところは、 食べ放題90分で絶対満足 セルフサービスがむしろいい 日本酒うまい ビール注ぎマシンかっこいい 野菜が実はすごくうまい というところ。唯一苦手なの…

大根おろしのしらす和え

夏なのに、旬でないのに大根を買うと罪悪感がある。幼い頃の自分に「農家で育ったくせに野菜の旬も知らないの」と責められているような気分だ。知ってるんだよ、大根は冬がおいしいってわかっているけど、妙に蒸し暑くて週も半ばを越えて疲れてくると、さっ…

山椒エール

山椒の味は好きだけど使いどころが難しい調味料、というかハーブ。麻婆豆腐には花椒をがんがん入れていたけど、うなぎに山椒って正直合わないと思っていた。うなぎのまろやかなおいしさを邪魔すると思う。うなぎ食うな。 関係ない話だけど、うなぎは絶滅寸前…

焼鰺

海のある県に生まれたが、海までは遠く、海からトラックが魚を売りに来ていた。よくおつかいで魚を買いに6軒隣の広場まで刺身を買いに行かされたことを覚えている。たいてい色の薄い鮪・真っ白になって固めの烏賊・ハマチの3種。当時、ハマチは養殖で目が4つ…

すごい唐辛子に埋まった唐揚げ

労働で忙しかった時などは適当に穴埋めです。 新橋の某おいしい酒屋、なのですが、なぜか唐揚げが大量の唐辛子に埋まってやってきた。げほげほとむせながらいただいた懐かしい思い出。

茄子とししとうの揚げ浸し

ししとうってなんで「獅子唐辛子」なんだろう? 辛さは普通の青唐辛子より弱いのに、何が「獅子」なんだろうか。 実家では母親が働いていたのであまり手の込んだ料理が並ぶことはなかった。たいていスーパーの総菜と、家でとれた野菜を炒めたもの、味噌汁く…

トマトとバジルのサラダ

手づくりの木製の家具などはいつも清潔だし、時代物の衣装箱はむせるようなバジルの香りを放っていた。 ガブリエル・G・マルケス『百年の孤独』 たしかに、家のバジルには一切虫がつきません。防虫剤としてむかしは使われたバジルですが、人間は平気で食べて…

琥泉(こせん)純米無濾過生酒原酒 氷温貯蔵

生酒が好きなんです。あの口当たりの甘さ、果物のような香り、芳醇な白ワインのようなとろみ。人によっては「女性が好きそうな味」なんて口さがないことを言うかもしれませんが、呑んでいてとにかくうれしい。 しかし、生酒は本来冬のもの。最近は技術革新や…

月島「2986チャン」

食べログに書きました。バルなのにお酒がいまいちだけど、料理はCPもいいしうまい、ちょっと惜しいお店でした。 バルといっても料理は韓国テイスト(uporeke)-2986チャンtabelog.com

食と酒の日記にするつもり

食と酒の日記にするつもりではてなblogを使うことにしました。普段興味がある小説や苔の話については、別途自分のサイトに書くつもり。 uporeke.com こちらは極力毎日更新するはず。Twitter(https://twitter.com/uporeke)よりも長く、自分のサイトよりも短…