uporeke's diary

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精霊たちの家

精霊たちの家

イザベル・アジェンデ『精霊たちの家』はもうちょっと。やっぱり物語の核となるクラーラがいなくなると魅力が落ちてくるのは否めない。でも分かりやすいおもしろさでは格別だし、今日中に読み終えたいところ。

次は新しめの本にとりかかりたい。苦手意識のあるミルハウザーを『ナイフ投げ師』で克服したい。あのちまちました感じがうっとうしくて『バーナム博物館』は投げ出したし、『マーティン・ドレスラーの夢』はいろいろうまくいきすぎるところがあって読み通したけれども好きではない。フィクションであることが明確ではないけれども強調されてしまうところがあり、リアリズムに過ぎる印象。